『お写真の仕上げ方』
⑴ 銀塩プリント
どうも、YUGOです!
今回はイトウ寫真舘のお写真の仕上げ方、パート1の「強い写真・弱い写真」についてご説明いたします!
近年増えてきた“データ売り”フォトスタジオ。撮影したほぼ全ての写真データを貰えるため、凄くお得!?のように感じてしまいますが、
“そうしたフォトスタジオからイトウ寫真舘へ変えた”というお客様が、当館には沢山いらっしゃいます。
「なぜ変えたのか」その理由、知りたいですよね?!
今回のコラムを読んでいただければ「フォトスタジオの正しい選び方」が分かります♫
YUGO(伊藤 悠吾)|1991年生まれ
◼︎上智大学で経営学を専攻後、世界3大芸術大学のロンドン芸術大学 大学院 写真科へ。
◼︎帰国後は専門の古典写真技法をメインに「モノの写真」の普及活動・制作活動を行う。
◼︎また、ドキュメンタリーフォトとして世界1周ハネムーンをするカップルに同行撮影するなど、
◼︎写真家としては珍しく、最古の写真技法から最新の写真技術まで、そしてポートレートもランドスケープも撮影する。
◼︎2018年には世界規模のモノクローム写真コンテストで世界1位受賞なども。
◼︎現在は実家のイトウ寫真舘で写真家・デザイナー・ガーデナーとして活動中。
『お写真の仕上げ方』
⑴ 銀塩プリント
お写真は六切サイズ | 約25cm X 20cmの「銀塩手焼き|自社プリント」で仕上がり、各ポーズ数用の台紙/アルバム/フレームにお入れいたします!
⬇︎お写真を貼らせていただく台紙/アルバムも、各種さまざまな物を取り揃えております。
*相談日当日、または撮影日当日にどの台紙・アルバムにするかお決めいただきます!
⬇︎こちらは、お子様や家族の成長を一冊にまとめられる当館で1番人気のアルバム「ライフアルバム」です!(*詳しい説明は別のコラムで)
台紙やアルバムに閉まっておかず、常にお部屋の壁やテーブル、カウンターなどにお写真を飾っておきたいという方は、ご相談時にその旨をお伝えください♫
お写真の雰囲気を邪魔しないシンプルかつ高級感のあるフォトフレームも、いくつかご用意していたしておりますが、
「ご自身でご用意したフォトフレーム」がある場合は、必ず撮影日当日・相談日当日にご持参の上、ご相談ください!
サイズに合わせてプリントさせていただきます!
また、「追加プリント(焼き増し)」も承っております。料金は以下の通りです。(税込)
■四切(約29cm X 約22cm):¥4,400
■六切(約25cm X 約20cm):¥3,300
■キャビネ(約17cm X 約12cm):¥2,200
■手札(約12cm X 約8cm):¥1,100
【銀塩手焼きプリントについて】
❶「銀塩プリント」とは銀を用いる最も高品質な写真プリントです!
一般的なインクジェット・プリントとは違い
発色が綺麗且つ高精細で超・長寿命、そして水に強く、自然災害の多い日本にとって
とても“心強い”写真に仕上がります!
❷また、「手焼き」とは、外部委託先で自動処理化されたプリントではなく、自社内のプリンターで1枚1枚色彩や明暗などを調整しながらプリントする(焼いていく)スタイルのことを意味します!
『強い写真・弱い写真』
[目次]
❶モノの写真
❷データのままでは危険!
❸強い写真、弱い写真
❹写真も熟成する
❺50年、100年生きる写真
「❶モノの写真」
「みんなが簡単に写真を撮れる時代。」
それは、「簡単に写真が残せなくなった時代」とも言えます。
実際に、東日本大震災では沢山の大切な家族写真が失われてしまいました。
そして、実はそのほとんどが「データの写真」だったそうです。
一方で、生き残った写真も沢山ありました。それが「モノの写真」です。
「モノの写真」とは「写真プリント」「フィルム」「写真アルバム」などのこと。
私たちイトウ寫真舘は、お客様の大切なお写真を必ずこの「モノの写真」に仕上げてお渡ししております。
「❷データのままでは危険!」
フィルム時代、写ルンです時代は、簡単にこの「モノの写真」が残せました。
あの時代は、“写真を撮る”という行為が“写真を残す”という行為に直結していました。
震災で生き残った多くの写真もまた、この時代に撮られた「モノの写真」でした。
現代は、まさに「写真暗黒時代」です。
スマホやデジカメで撮った写真を「デジタル画像」のままにしていませんか?
それって、すごく危険なんです!
データのままでは、どんなに大切な思い出であっても、一瞬で消えてしまいますよ。
データはクリック一つ、衝撃一つで、簡単に消えて失くなります。
現代はまだ、「写真」と「画像」という言葉を使い分けることができていません。
だから、一部の人しか「大切な“写真”は、モノの形で残す」ということができていません。
「❸強い写真、弱い写真」
ところで皆さまにとって、写真をプリントする上で1番よく耳にするのは「インクジェット」だと思いますが...
実はこの「インクジェット」..水や光に弱く長期保存には適していないということ、ご存知でしたでしょうか?
写真を残すなら、
“弱い”写真よりも“強い”写真が良いですよね?
この“強い”写真というのが「銀塩プリント」です!
震災で生き残った写真もこの「銀塩プリント」だったのです。
「インクジェット」とは違い、「銀塩プリント」は光と水で作る写真です。だから光と水にとても強い!
イトウ寫真舘で皆様にお作りするお写真は、この「銀塩プリント」となります。
しかも!イトウ寫真舘では自社プリンターで「銀塩プリント」を制作できるため、お求めやすいお値段でご提供ができます!
また、当館では「写真プリント」が“オプション”扱いではありません。
ですから、“データ売り”のフォトスタジオと同じような料金、またはそれ以下の料金で当館のお客さまは「写真データ」と「銀塩プリント」を手にすることができるんです!
「❹写真も熟成する」
さて、皆様にはもう一つ知っておいていただきたい言葉があります。それは「熟成写真」というものです。
当館所属の写真家(伊藤 悠吾)である私がつくった造語ですから、きっと聞いたことがないはずです。
写真は元来、データではなくモノの形をしていれば、私たち人間と同じように歳を取ります。
写真ほど「経年美」を感じられるものはありませんよね。
写真は成長すればするほど(=時間が経てば経つほど)、写真としての美しさを強く感じられます。
それはまるでワイン。写真も“熟成”するのです。
しかし、データの写真は歳を取りません。
いつまで経ってそのままで、“時間の経過”という感覚を感じ取りに難い。
だから、若い子たちほど写真をフィルム風に加工するのです。
“時間が経過した”感覚がデータの写真は感じづらいため、
「フィルム=昔の写真」風に仕上げ、より感情を揺さぶる写真を作ろうとするのです。
でも、その美は本物ではありません。
時間がつくる美は時間にしかつくれない。
だからこそイトウ寫真舘は必ずお写真を「台紙/アルバム」でお作りするのです。
そして、この「経年美」を最大限に引き出すためには、寿命の長い「銀塩プリント」が最も相応しい!
そして、それをできるだけ良い環境下で保存できるよう、「台紙/アルバム」で仕上げるのです!
「❺50年、100年生きる写真」
私たちイトウ寫真舘は、効率的な“データ売り経営”は絶対にしません。
みんなが簡単に写真を撮れる時代。
でもそれは、簡単にモノの写真が残せなくなった時代。
東日本大震災での写真の教訓。
しかし、ほぼ全ての写真館業界、写真業界は、この教訓を忘れているどころか、認識さえしていない...現代はまさに「写真暗黒時代」なのです。
ですから、ぜひ!この機会を逃さないでください。
「未来のため・いま・過去をつくる」
今“ちゃんと”残そうとしなければ未来に“ちゃんと”残りません。
その写真を受け取るお子さま、その次の世代、またその次の世代に立派な「熟成写真」が届くように
50年、100年生きる写真を、あなたも残しませんか?
写真は、撮って終わりではありません。
写真は元来、“育てる”ものなのです。
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いつでも、お気軽にご相談ください♫
創業1927年 イトウ寫真舘
(イトウ写真館・イトウ写真舘)
愛知県 津島市 天王通り 2-7
電話番号:0567-26-2735
定休日:火曜日&水曜日
*ご予約/ご相談メールフォームでもお問合せ可能です。
*お車で[名古屋市]から30分、[四日市市]から40分、[岐阜市]から50分ほどの場所にございます。
*当館は愛知県尾張地方(名古屋市、津島市、愛西市、弥富市、あま市、大治町、蟹江町、飛島村、一宮市、稲沢市、清須市、北名古屋市、長久手市、小牧市、春日井市)からはもちろんのこと、三重県(桑名市、四日市市、鈴鹿市、)や岐阜県(海津市、羽島市、大垣市、岐阜市、各務原市)など他府県のお客様にもお越しいただいております。
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