Ito Photo Studio 1927
Text...
祝創業100周年 特別企画
『残したいという衝動は、今も昔も変わらない...』
“Re-visit” 肖像画シリーズ

"The Camera Obscura" -1764

Charles-Amédée-Philippe van Loo
French Painter
フランスの哲学者アンリ・ベルクソンは次の言葉を残しています。
“Toutes nos analyses nous montrent en effet dans la vie un effort pour remonter la pente que la matière descend.”
−「物質が下ろうとする坂を、生命は登り返そうと努力する。」
“痕跡”を残そうと“時間”に抗う。
これこそが「生物の第一義」です。
特別、わたしたち人類は、
手形壁画...ミイラ...彫像...そして肖像画と、
“生きていたという証づくり”に奮闘してきました。
そしておよそ200年前...
こうした物質的存在痕跡は、
「人」がつくるものから
「光」がつくるものへと変わりました。
「写真」の誕生です。
しかし現在、わたしたちは写真文化の岐路に立っています。
この「写真暗黒時代™」から抜け出すため、
「写真以前の時代」=「肖像画の時代」に立ち返り(re-visit)、
残すことの“切実さ”を再考(re-visit)してみましょう。
※各メニュースペース毎に肖像画が1枚配置されています。
「Instgram (Bloom Calendar)」
はじめました。
当館植栽エリアで咲く
500品種のお花を投稿しています。