全体の流れ|⑶ 撮影後
どうも、YUGOです!
[フォトスタジオのご利用がはじめての方]、または、[データ購入系フォトスタジオ”・“チェーン店系フォトスタジオ”にしか行ったことがない方] 向けに、
「撮影前(予約)」→「撮影」→「撮影後(仕上げ方)」という3パートに分けて、当館の《全体的な流れ》についてお話ししていましたが、今回はパート3、最後の「撮影後」についてです!
何が違って、何がお得なのか?
これを読めば、なぜイトウ寫真舘がおよそ100年間も続いてきたのか、その理由が分かるかも!?
YUGO(伊藤 悠吾)|1991年生まれ
◼︎上智大学で経営学を専攻後、世界3大芸術大学のロンドン芸術大学 大学院 写真科へ。
◼︎帰国後は専門の古典写真技法をメインに「モノの写真」の普及活動・制作活動を行う。
◼︎また、ドキュメンタリーフォトとして世界1周ハネムーンをするカップルに同行撮影するなど、
◼︎写真家としては珍しく、最古の写真技法から最新の写真技術まで、そしてポートレートもランドスケープも撮影する。
◼︎2018年には世界規模のモノクローム写真コンテストで世界1位受賞なども。
◼︎現在は実家のイトウ寫真舘で写真家・デザイナー・ガーデナーとして活動中。
全体の流れ|⑶ 撮影後
「❶データ買いは損!」
写真を撮る。
私たちのお仕事はこれだけでは終わりません。
撮影時間と同時間、または、それ以上の時間をかけて写真を編集・修整します。
私たちイトウ寫真舘はお客さまの「ベストショット」を「リタッチ」いたします。
これが“本格派”と呼ばれるもう一つの所以。
デジタル写真を編集・修整しない/できないと、本物の写真のプロとは呼べません。
編集・修整=リタッチとは「派手にする・誇張する」ということではありません。
デジタル信号では再現できなかった「現実の色・現実の明るさ」などを再現する作業が本当のリタッチです。
こうした作業は後日、複数人で時間をかけて丁寧に行ないます。
写真データ“100カット”...これを全てリタッチするとなれば数週間はかかるでしょうか。
つまり、非•本格派のそうしたフォトスタジオで手に入るお写真は...
ボツカットがある上に、リタッチもしてもらえない...
非プロフェッショナルな仕上がりのお写真なのです。
「全データ購入」ってそうですよね...ホントにもったいない!!
★
ちなみにイトウ寫真舘では「リタッチ」料金はございますが、写真データそのもの自体には料金がかかりません。
写真データは《無料》でお渡し致します。
他にも欲しいカットがあれば追加編集をさせていただきます。(*1カット3000円)
ちなみにリタッチはこんな感じです!⬇︎光の情報を得るために、あえて暗く撮ります!
※初めからある程度キレイに見える写真を撮っているカメラマンはリタッチを知らないか、リタッチが上手くないカメラマンですよ🤫
「❷強い写真・弱い写真」
写真をプリントする上で1番よく耳にするのは「インクジェット」ではないでしょうか?
実はこの「インクジェット」..水や光に弱く長期保存には適していません。
写真を残すなら、弱い写真よりも“強い”写真が良いですよね?
この“強い”写真というのが「銀塩プリント」です!
イトウ寫真舘でお作りするお写真は「銀塩プリント」です!
「銀塩プリント」は光と水で作る写真。だから光と水に強い!
イトウ寫真舘では自社プリンターで「銀塩プリント」を制作できるため、お求めやすいお値段でご提供ができます!
また、当館では写真プリントが“オプション”扱いではありません。
ですから“データ売り”のフォトスタジオと同じような料金、またはそれ以下の料金で当館のお客さまは「写真データ」と「銀塩プリント」を手にすることができるのです。
「❸熟成写真を育てる」
皆さまは「熟成写真」という言葉をご存知でしょうか?
当館所属の写真家(伊藤 悠吾)である私がつくった造語ですから、きっと聞いたことがないはずです。
写真は私たち人間と同じように歳を取ります。
成長すればするほど、美しく感じられます。
写真ほど「経年美」を感じられるものはありませんよね。
写真は、撮って終わりではないのです。
写真は、“育てる”ものなのです。
しかし、データの写真は歳を取りません。いつまで経っても、そのままです。
だから若い子たちほど写真をフィルム風に加工するのです。
“時間が経過した”感覚がデータの写真は感じづらいため「フィルム=昔の写真」風に仕上げ、より感情を揺さぶる写真を作ろうとするのです。
でも、その美は本物ではありません。
時間がつくる美は時間にしかつくれない。
この「経年美」を最大限に引き出すためには、寿命の長い「銀塩プリント」をできるだけ良い環境下で保存しなければならない。
だからこそイトウ寫真舘は必ずお写真を「台紙/アルバム」でお作りするのです。
私たちイトウ寫真舘は効率的なデータ売り経営は絶対にしません。
みんなが簡単に写真を撮れる時代。
でもそれは簡単にモノの写真が残せなくなった時代でもあります。
東日本大震災ではたくさんの写真が失われました。そのほとんどがデータの写真でした。
一方で、生き残った写真も沢山ありました。それが「銀塩写真」だったのです
ぜひこの機会を逃さないでください。
「未来のため・いま・過去をつくる」
今“ちゃんと”残そうとしなければ未来に“ちゃんと”残りません。
その写真を受け取るお子さま、その次の世代、またその次の世代に立派な「熟成写真」が届くように
50年、100年生きる写真を、あなたも残しませんか?
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いつでも、お気軽にご相談ください♫
電話番号:0567-26-2735
定休日:火曜日&水曜日
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